故人の遺品を手放すする前に「供養」を行う理由


遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
遺品整理をご依頼いただく中でよく耳にするご相談が、「遺品をすべて引き継ぐことができないので処分するものもあるが、故人のものを捨ててしまうのが心苦しい」というものです。


故人との思い出が詰まっているものほど、捨てたくないけれど持ってはいられない…とジレンマに悩まれる方が多いようです。


当社では、遺品整理の際に手放すと決断されたものについて、すべて供養を行った上で処分しています。遺品を処分する際に、ご家族が故人のためにできることがこの「供養」なのです。


今回は遺品の供養について考えてみたいと思います。

供養にはどんな方法がある?


そもそも「供養」とは、なくなった人の冥福を祈る法要のことです。故人の遺品には故人の魂がこもっているので、供養することでモノにも感謝の気持ちを伝え、故人と一緒にあの世に送り出すことができます。供養を行うことで遺品はただの「モノ」となるので、心苦しさなく手放すことができるというわけです。


供養の方法としては、お寺に頼んでお経を上げてもらう、お焚きあげをする、という方法が一般的です(故人の宗教にもよるので一概には言えませんが)。


また、最近はパソコンやスマートフォン本体、そこに保存されているデータなどの「デジタル遺品」も注目されています。これらのデジタル遺品を供養してくれる業者もいますから、専門業者の手を借りるのも良いと思います。


ただ、誤解していただきたくないのが、「供養をしなくては遺品を処分してはいけない」というわけではないということです。時間や予算の都合上で供養が難しい場合もあると思います。その際は、遺品を手放すときに故人のことを思い、手を合わせるだけでも充分に思いが伝わると思います。

お焚きあげできるものとできないもの

遺品を火にくべる「お焚き上げ」が、供養として一番イメージしやすいかもしれません。火の神様の力を借りて、遺品に宿る魂を天に還す儀式です。


お焚き上げは、すべての遺品でできる供養方法ではありません。当たり前ですが、不燃物、可燃性の危険物、電化製品などはお焚き上げできません。これらを供養したいときには、読経や魂抜きを行った後で、御札を代わりにお焚き上げするそうです。


逆に、お焚きあげをすべきもの代表例は、位牌や仏壇などの仏具です。他にも写真やお人形、アルバム、よく身に着けていた衣類などもお焚きあげされることが多いです。


寺社や地域によってもお焚き上げの方法は変わりますので、依頼したい場合は事前に確認するようにしましょう。

供養までしてくれる遺品整理業者も


遺品を処分する際に供養を行いたいと思っても、どこに依頼すればいいのか、いつ頼めばいいかなどわからないことが多いですよね。そんなときは、供養まで行ってくれる遺品整理業者に依頼するという方法もあります。自分たちだけでは片付けるのが大変な遺品も一緒に整理してくれ、不用品の搬出まで一気に行ってもらえるので、遺品整理に関する心配事を解決することができます。


当社に遺品整理をご依頼いただいた場合は、引き取った遺品について遺品の合同供養を行っています。基本料金内に供養の料金も含まれていますので、大変お喜びいただいています。


遺品の処分に心苦しさを感じているのであれば、こういったサービスを利用するのもおすすめです。遺品の供養だけを行ってくれるサービスもあるので、探して依頼するのもいいかもしれません。


しかし、中には費用が高すぎたり、供養をしっかり行っていなかったり、という悪質な業者もいますから、評判や実績を見極めた上で依頼することをおすすめします。


当社では、遺品整理や遺品供養についてのご相談を積極的にお引き受けしています。神奈川県で遺品整理にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

くらしサポートは年中無休

「思い出」や「想い」を整理する、くらしサポートは年中無休。相談やお見積は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。「お客様のご要望を叶えたい」その一心で誠心誠意ご対応させていただきます。神奈川県・東京都・静岡県での遺品整理や特殊清掃なら安心信頼のくらしサポートへ 。消臭除菌もご相談ください。