同居していても孤独死に?「同居孤独死」が問題視されています


遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
当社は、神奈川県の全域において特殊清掃の業務をを行っています。


特殊清掃は、孤独死された方の居宅を整理・清掃する仕事です。「孤独死」という名前の通り、本来は一人暮らしの方が誰にも気づかれないまま亡くなってしまうというのが孤独死です。発見が遅れれば遅れるほど、ご遺体の腐敗が進んでいるので、臭気レベルも高く、清掃には特殊な技術が必要とされます。


しかし最近、一人暮らしではないのに「孤独死」が起きる事例が増えているといいます。果たして、何が起こっているのでしょうか。

増加傾向にある「同居孤独死」の実情とは


「同居孤独死」とは、同居の家族がいる状況にも関わらず、家庭内で死亡する事例のことを指します。なぜそういう事が起こるのか?と理解ができないかもしれませんが、同居人が認知症だったり、ひきこもりの状況だったりした場合、一人暮らしではなくても孤独死する可能性は大いに有り得るのです。同居孤独死の場合、別居の親族や福祉関係者が発見することが多く、さらに介護していた側が先に同居孤独死することにより、遺された側も死亡していた例も見られたといいます。


実際、神戸新聞に掲載されたデータによると、神戸市内の七区では、同居孤独死(死後24時間以上経過して発見された例)が2004年から2018年の15年間で計152人に上り、18年には最多の19人を記録していたことが分かりました。


発見までにかかった日数は、死後4日以内のケースが8割を占めていますが、5日~1週間かかったケースも8例、15日~30日かかったケースも1例ありました。同居人がいるからといって安心せずに、どのような家庭であっても生前に孤立しない状況づくりが大切です。

(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201908/0012620205.shtml

同居孤独死を防ぐために


人はだれしもいつかは死にますから、孤独死そのものを防ぐことは難しいと思います。しかし、「亡くなったまま、数日~数ヶ月に渡って発見されない」という状況はわたしたちの心がけや行政の対応次第で防ぐことができます。


神戸新聞に掲載されていた事例でも、認知症の女性を介護していた高齢男性が亡くなっていた事例では、ベランダに洗濯物が干しっぱなしになっているのを不審に思った近所の人の通報で同居孤独死が発見されました。この事例のように、周りの人が「どこかいつもと違う」ということに気づくことができれば、少しでも早い発見に気づくことができるはずです。


また、同居孤独死が起こりうる可能性が高いのは、介護者と被介護者で暮らしているケースや、ひきこもり状態の人がいる状態です。最近は中高年のひきこもりも増えているので、後者のようなケースも増えるのではないかと心配されています。危険性を早めに察知して、行政の仕組みとしても、地域の見守りの形としても、お互いに注意できる環境を作る必要性があると思います。


そして、万一孤独死後の片付けが難しいケースにおいては、当社のような特殊清掃業者の腕の見せ所となります。ただでさえ、遺された親族や近所の方にとって負担の重くなる孤独死現場。一刻も早く原状復帰するための力になれるよう、日々技術を磨いていきたいと思います。


ご遺族の方だけでなく、賃貸物件で孤独死が起きてしまったオーナー様・管理会社様からご依頼いただくケースも増えています。孤独死現場の清掃でお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

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