遺品整理でやりがちな失敗を防ぐ!後悔しないためのヒント
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
遺品整理をご依頼いただく中で、「以前にこういうことがあって・・・」「こういう事例を聞いたんですが、ホントですか?」と”遺品整理にまつわる後悔”についてのお話を伺うことが多いです。
今回は、これらか遺品整理を行う方に向けて、「遺品整理で後悔しないために、気をつけたいポイント」について解説したいと思います。
私達のような遺品整理業者に頼もうと考えている方も、ご自分でできる限り整理をしたいと考えている方も、参考ににしていただければと思います。
遺品整理のトラブル事例
まずは、実際に遺品整理の現場で起こったさまざまなトラブルをご紹介します。どんなトラブルが有るのか知っておけば、予防することもできるのではないでしょうか。
現金や貴金属を処分してしまう
期日に迫られて、急いで遺品整理をするときによくあるトラブルです。
故人がしまいこんでいた貴重品やへそくりに気づかず、ゴミとして処分してしまうのです。
実際、ごみ処理業者やゴミ処分場の職員が、タンスの中や風呂敷に包まれた状態の現金を発掘した・・・というニュースもあります。捨ててしまうくらいなので、ご遺族も存在を知らないことがほとんどなのですが、あとでもし気づいたときの後悔はかなり大きいです。
鞄の中、本棚のスキマ、引き出しの裏や底、額縁の裏など、怪しい部分はたくさんあります。面倒に感じるかもしれませんが、実作業に入る前でも構いませんので、仕分けチェックだけは徹底することをおすすめします。
鍵やリモコンを捨ててしまう
現金や貴重品以外にも、うっかり処分して困るものがあります。その代表が、「カギ」や「リモコン」。遺品整理で忙しいときにぽろりと出てきたカギは、ついつい不用品に見えて捨ててしまいたくなりますが、うっかり捨ててしまったばっかりに、あとで「金庫が開かない!」「物置が開かない!」とトラブルになってしまうことがあります。
怪しいものは別にまとめておいて、遺品整理が完了してから処分すると安心かもしれませんね。
レンタル品を処分してしまう
レンタルDVDやプロバイダからレンタルしているルーターなど、人から借りているものを捨ててしまうケースがあります。余計なお金がかかる可能性があるので、怪しいものを捨てる際は要注意です。
アレなものが見つかってしまう
故人の私物の中に、「見たくないもの」が含まれていて、遺族が困ることがあります。例えば、大量のアダルトDVD・・・。故人もまさか見つかるとは思っていなかったでしょうが、見つけた方も対処が大変です。
遺品整理というより、生前整理の一環として、家族に見られたくないものはしっかり片付けておいてほしいものです。
PCやスマホの対応に困る
いわゆる、「デジタル遺品」のトラブルです。故人のPCやスマホにログインできなかったり、インターネット上の情報がわからず、困ってしまうことがあります。例えば、ネット銀行や証券会社の情報の有無もわからない場合、なにか大きなトラブルがあった際に遺族が被害を被ってしまうかもしれません。思い出の写真が見られずに、困ってしまうということも。
プライバシーの問題もあるので、生前から情報を共有しておく必要はないと思いますが、いざというときに困らないように、情報をひとまとめにしておくというのは大切と思います。
時間が足りない!人手もない!そんなときは
遺品整理はご家族でやる、というのが一般的なイメージとはいえ、何かと忙しい生活の中で、ご家族だけで完璧に遺品整理をするのは難しいと思います。場所が離れていたり、高齢で力仕事が難しかったりする場合や、急いで遺品整理を終えてしまいたい場合は、私達のような遺品整理業者の手を借りることをおすすめします。
不用品処分業者に、いらないものの処分だけを頼もうと考えている方もいるかもしれませんが、そういった業者はただ捨てるだけなので、一つ一つの遺品への確認がどうしても不足してしまいます。その点、遺品整理業者であれば、丁寧に仕分けをしながら作業していきますので、トラブルや後悔を防ぐことができるのです。
遺品整理に関するお悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。ご相談やお見積りは無料で承ります!