スマホを使った生前整理が”当たり前”になるかもしれません
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
今回は、ちょっと代わった角度から、「生前整理」について考えてみたいと思います。
シニア層の間で、スマホを活用した生前整理が人気になりつつあるのです。
メルカリを使って、生前整理
面白い記事を読みました。
▼メルカリを「終活」に使うシニア急増 時には人生相談も？
https://dot.asahi.com/aera/2018090500010.html?page=1
中古品を気軽に売買できるフリマアプリ「メルカリ」。若い人の間で人気の商品と思われるかもしれません。しかし、それを就活に活用するシニアが増えているんだとか！
というのも、自分が大切にしてきたものを、自分自身の意思で手放す「生前整理」だからこそ、「ちゃんと使ってくれる人の手に渡したい」という気持ちが芽生えるのだと思います。ゴミとして処分してしまったり、不用品業者に引き渡したりすると、せっかくの想い出の品も”死んで”しまったも同然です。
自分自身で価格を決めて、買ってくれる人とやり取りしながら手放すことができるので、気持ちよく送り出すことができるのではないでしょうか。
親のモノを出品する例も
確かに、メルカリで「終活」と検索してみると、服、バッグ、アクセサリー、絵画などが数多く出品されていました。単なる不用品処分と違って、ひとりひとりの人生が詰まっているのも大きな特徴。まだまだ自分自身（や親）の生前整理は先だという方も、ウオッチするだけで楽しいかもしれません(^o^)
そして、数々の出品物を見ている中で気になったのは、「親の代わりに、出品しています」という子世代のメッセージ。親世代は捨てることに抵抗がある人も多いので、メルカリを通して次の人に譲るという工程を踏むことで、前向きな生前整理の後押しができているのかもしれません。
期限を決めて取り組むことが大切
フリマアプリを使った生前整理は、一見メリットが多いように感じるかもしれませんが、「いつ売れるかわからない」という点も忘れてはいけません。「まだ売れないから」「いつか高く売れるかもしれないから」と、メルカリで売れるのを待つことを言い訳にしていては、いつまで経っても生前整理は進みません。
一番売れやすい期間は、出品してすぐの間なので、「○○までに売れなければ、処分する」等の期限を決めて活用すうるのがいいのではと思います。
スマホアプリを使った終活
他にも、終活ができるスマホアプリが数多く登場しています。
例えば、「100年ノート」というアプリ。スマホ上でエンディングノートを作成し、家族に残すことができます。いつでもどこでも書くことができますし、文字がかすれて読めなくなることもないので、安心ですね。
「エターナルメッセージ」というアプリでは、エンディングノート作成の代わりになるだけでなく、動画メッセージを残すこともできます。自分の死後に、動画という形でメッセージを残すことができるので、家族にとっても嬉しいサプライズとなるのではないでしょうか。
シニア世代にもスマートフォンは幅広く普及していますから、上手に活用して終活をスムーズに進めたいですね。
個人での生前整理に限界を感じたら
スマホアプリを活用した生前整理事例について、いくつかご紹介しました。
いくら便利に行えるからと言って、生前整理をやり終えるのには莫大な労力がかかります。施設入居や、子世帯との同居が迫っているなど、急いで作業をしなくてはならない場面も出てくるかと思います。
急いで生前整理を終えたい場合や、一人での生前整理に限界を感じた場合は、当社のような生前整理を手助けする業者にご依頼いただくと、よりスムーズに進めることができます。残すもの・残さないものの仕分けや、不要品の買取もサポートできますので、ご希望を最大限叶えられるようにお手伝いいたします。
生前整理をご検討の方は、お気軽にご相談くださいね。
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