6割の人が生前整理で悩んだ経験あり!終活のトレンドは?
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
当社は、神奈川県の全域において生前整理業務を承っています。
「生前整理」は、まだ体が元気なうちに、自分の身の回りを整理し、家族にも引き継ぐべきものを引き継いだ状態にすることです。また、それから派生して、福祉施設や病院への入院をきっかけに、家を整理して引き払うための「福祉整理」という言葉も誕生しています。
終活という言葉も普及してきて、テレビでも芸能人の終活事情が取り上げられることもあります。こういった背景も影響して、一般の人の間でも生前整理についての興味関心が大きくなっているようです。
20~70代を中心に生前整理についての調査を行った結果、6割の人が生前整理で悩んだ経験があることも分かっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001508.000001348.html
今回は、このアンケート結果も参照しながら、最新の生前整理トレンドについて考えていきたいと思います。
生前整理に悩む人が増えている
上記のアンケートの結果、「生前整理で悩んだことがある」と答えた人の割合は、なんと60.5%。世代を問わず、多くの人が生前整理に関心を寄せていることが分かります。
生前整理の当事者でもある高齢世代だけでなく、若い世代や、中年世代にも認識が広まっているのがポイントだと思います。おそらく、家族や親族が亡くなった際、その遺品整理に大変な思いをした経験があるのではないでしょうか。もし自分が(自分の親や祖父母が)死んだあとに、家族に迷惑をかけたくない…という気持ちが、生前整理へつながっているのです。
生前整理で悩む「モノ」は?
アンケートの結果を見てみましょう。
1番多かった回答は「貯金」61.4%で、次いで「家」と答えた方が53.9%、「土地」と答えた方が36.4%となりました【Q2】。また、その他の回答で多かったものは、「お墓」です。お墓を相続する人は、その維持管理のためのお金について考えることが多いようです。そして、「着物」や「雑貨」など趣味で集めていた価値のあるものの整理に悩まれているようです。
やはり、財産周りの整理に悩まれるようです。本当に不要なものは自分で決めれば処分するだけですが、価値のあるものや思い入れのあるものはそうは行きません。
特に最近は「空き家の相続」も問題になっていますが、生前整理の一環として将来的に家をどうするかを考えておくことは、空き家対策にも繋がります。
また、家族事情の変化もあり、お墓や仏壇の相続に悩まれる話もよく伺います。いわゆる「墓じまい」をして合同墓を利用するようにしたり、仏壇をコンパクトなものに買い換えると、家族も管理を引き継ぎやすいのではないでしょうか。仏壇の処分方法がわからない…というご質問もよく受けますが、当社でも作業可能です。お問い合わせください!
デジタル遺品への対策も急がれる
近年トレンドに上がることが多いのが「デジタル遺品」への対策です。これは、スマートフォンやパソコン上のデータ、インターネットサービスのアカウントなどが該当します。
今回の調査では、「デジタル遺品」という言葉を知っている人は53.6%と、約半数です。これでも増加傾向にありますが、まだまだ浸透していないと言えるかもしれません。
デジタル遺品こそ、生前に整理が必要なもの。なぜなら、所有者が伝える努力をしなければ、家族も「存在していることを知らない」からです。写真や動画という思い出のデータが無くなってしまうというリスクもありますし、ネット銀行や証券口座などの存在を知らなければ、金銭的にも大きなダメージを負ってしまう可能性もあります。
生前のうちからすべてのアカウントや情報を開示するのはプライバシー面でもよくありませんし、家族に引き継ぎたくないデータもあると思います。引き継ぎたいものだけをリストアップして、死後すぐに参照できるようにデータを纏めておくことを習慣化すれば、いざというときに家族も直ぐに行動に移せるはずです。
生前整理というと、ついつい物理的な「モノ」の整理に集中してしまいがちですが、デジタル遺品にも目を向けて対応することを徹底したいですね。
当社は、生前整理のお手伝いを得意にしています。生前整理は、やろうと決めたら一気に進めていくことが大切だと思います。当社のスタッフとともに行うことで、仕分けから不用品の搬出までスムーズに進められます。賃貸物件の退去期日があるなど、急ぎの場合にも対応可能ですので、生前整理でお悩みの方はお気軽にご連絡ください!