終活の平均費用は200万以上!すぐに始められることは?
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
平成も終わりに近づき、時代の区切りに合わせ、終活や生前整理について本格的に考え始めたという声を耳にすることが多くなりました。実際、当社でも神奈川県全域において生前整理に伺うことが増えています。
そんな中、終活について興味深いアンケートを目にしたので、今回は終活でやるべきことと費用について考えていきたいと思います。
終活実施者の平均費用は、なんと253万円!
今回ご紹介するのは、60歳~74歳の男女を対象に行われた終活に関する調査結果です。
▼「終活」の平均費用は253.6万円 ? 何をする?
https://news.mynavi.jp/article/20190118-758260/
この調査によると、
・「終活をすべき」と考えている人・・・74%
・「終活は必要ない」と考えている人・・・25%
・終活をすでにこなっている人・・・38%
・これから終活を行う予定の人・・・35%
という実態が明らかになりました。テレビ等で取り上げられたり、著名人も積極的に生前整理に取り組んでいることが報じられたりしているので、終活の認知度は高まり、その必要性も伝わっているということがよくわかります。
では、終活をすでに行った人は、どのような作業を行ったのでしょうか?
「家族のため」の終活が多い
このアンケートでは、終活を行っていると答えた人に対して、具体的に行った内容についても尋ねています。その結果、回答内容の1~10位をまとめると、以下のようになりました。
1位:お墓の準備・用意
2位:加入保険の整理、見直し
3位:金融口座・金融商品の整理
4位:家具や家の中の荷物整理・処分
5位:衣服やアクセサリーなど、服飾品の整理・処分
6位:アルバム・手紙など思い出の整理・処分
7位:終の住処として、自宅をリフォーム
8位:エンディングノートの記入
9位:お葬式の準備
10位:遺影写真の準備
自分の死後に家族が困らないように、という気持ちを感じる回答結果ですね。お金周りの整理はもちろん、身の回りの整理にも言えることですが、家族の相続や遺品整理の負担を減らすと同時に、自分自身の人生を振り返る時間にもなると思います。
「これから終活を始めたいけれど、何からはじめていいかわからない!」という人は、このランキングを参考にされてもいいかもしれませんね。
どのくらいの費用がかかる?
終活にかかった費用のアンケート結果によると、平均額は253万円。これを見ると、そんなお金は準備できない!と思われるかもしれませんが、終活全てでこの金額がかかるわけではありません。ランキングにも入っているお墓の準備やリフォームには大きな費用がかかるので、平均額が引き上げられているのだと思います。
実際、終活を行った人のうち34%は「終活にかかった費用は0円」と答えています。自分で処分できる範囲で仕分けして処分していくのであれば、お金はかかりません。状態がいいものや貴金属は専門業者に買取を依頼したり、メルカリなどで人に譲ったりする方法もあります。
情報を整理し、エンディングノートを準備するのも今すぐに、お金をかけずに始められる終活ですね。
いざ体を壊したり、倒れてからではできることが限られてしまいます。お金についてはあまり深く考えずに、できることから始めていくことをおすすめします。
生前整理は、早めの着手を
身の回りや思い出の整理、エンディングノートの作成は、今すぐにでも着手できる生前整理の一つです。
ただ、大きい家具の整理や家具の処分は自分たちでは難しいですよね。どうにか粗大ゴミとして搬出しても、ぽっかり空いたスペースの掃除やその後の部屋の活用について考える余力がないというお話も伺います。
大きな不用品を片付けたり、細々とした仕分けが必要となるようでしたら、当社のように生前整理を得意とする業者へ依頼するのも一つの手段です。不用品の搬出や処分はもちろん、ハウスクリーニングやリフォームのお手伝いもできるので、スムーズに生前整理を進めることができます。長年動かしていなかった家具や家電を動かすと、その下にホコリやカビ、害虫の被害が発生していることも。生前整理と合わせて、家の片付けを行い、住みよい環境に整えるいい機会だと思います。
当社は、神奈川県全域で生前整理のサポート実績がたくさんあります。
「生前整理を始めたいけれど、進め方がわからない」「自分だけでは、動かせないものがある」など、生前整理に関するお悩みがあるかたは、お気軽にご相談ください。一緒に生前整理を進めていきましょう!