親が元気なうちに考えたい「生前整理」のこと
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
今回お話しするのは、当社のサービスの1つでもある「生前整理・福祉整理」のことです。
ニーズが増える「施設入居に伴った福祉整理」
生前整理・福祉整理とは、元気なうちに家財の整理をするということ。「終活」が一般的になる中で、自分の築いた財産を自分の手で片付けようという動きが生まれました。また、当社にご相談いただく中で多いのは、「親が施設に入居するので、それに伴って家を片付けたい」というケースです。
施設や病院に入居が決まっているということは、ご両親自身の体の状態が思わしくないケースが多いです。身体的に介護が必要であれば、自分で片付けが難しいのは当然です。身体はお元気でも、認知症の症状が出ていると、自分では片付けられない・モノの置き場が分からない・ゴミを捨てられないという状況になっている可能性が高いです。
賃貸物件にお住まいの場合は、一刻も早く退去手続きをしたい！という場合もありますよね。
そうなると、ご家族だけで片付けるのは想像以上に大変です。今は、ご両親と離れて暮らしていることも多く、わざわざ片付けのために何度も実家に行くのは時間的に難しいというお話も伺います。
こういう時に、ご両親やご家族に代わって家財の整理をするのが「福祉整理」を行う業者の仕事です。必要なものを伺いながら仕分けしたり、重要書類の捜索や不要品の処分まで、トータルでご依頼いただけます。
もし、自分がご依頼者様と同じ立場だったら、迷わず業者に依頼すると思います^^;
増えるゴミ屋敷化・孤独死リスクを減らす
施設入居の予定がなくても、福祉整理・生前整理に取り組むことには大きなメリットがあります。
その中でも最も大きいのは、「ゴミ屋敷化・孤独死のリスクを減らすことができる」ということ。
歳を重ねると、日常生活を送ることがままならなくなります。ゴミが捨てられなくなり、掃除が億劫になり、片付けができなくなり…と、そのままではゴミ屋敷化するのは時間の問題。久しぶりに実家に帰ると、「なんだか、ごちゃっとしているな」と感じることはありませんか。それは、ゴミ屋敷化の前兆かもしれません。
ゴミ屋敷化した状態の家で暮らしていると、自分自身に無気力になってしまう「セルフネグレクト」状態になる危険性もあります。そうなると、健康状態にも無頓着になるので、孤独死してしまうリスクも高まります。
生前整理・福祉整理で家を片付け、住みやすい状況にしておくことで、こういったリスクを減らすことができるのです。
当社では、生前整理・福祉整理と合わせて、住みやすい環境を整えるためのリフォームも提案しています。水回りをきれいにすれば高齢になっても住みやすいですし、段差をなくしたり手すりをつけることで、室内の事故も防げます。
ご両親が元気なうちに、生前整理を進めよう
施設入居が決まってからのご依頼が多いというのが実情ですが、当社としては介護が必要になる前＝お元気なうちに生前整理を始めることを強くオススメします。
ご本人の手で荷物を仕分けることで終活にも前向きになれます。また、散らかった部屋で生活意欲が落ちていた方が、生前整理を通して元気を取り戻すということも多いんです。
ただ、自分から生前整理を始めようという気持ちになるのは難しいので（そういった考え方を知らない人もまだまだ多いです）、子どもの立場から、上手に行動を促したいですね。
ご両親の持ち物整理は、いつか直面しなくてはなりません。それなら、早くやるほうがいいですよね。ぜひ一度考えてみられてください。
でも、どのくらい費用がかかるんだろう？と思ったら、私たちにご相談ください。無料でお見積りさせていただきます！ご両親の説得も、場合によってはお手伝いします！笑
くらしサポートは年中無休
