東京都の「空き家ガイドブック」は、空き家に悩める人必携!


遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
当社は、神奈川県の全域において空き家整理業務を行っています。


さまざまなケースの空き家整理を行う中でよく耳にするお話が、「空き家を所有してすぐのときは、どうしていこうか決めかねていた」というものです。一般の人が所有する空き家は、縁もゆかりもない物件ではなく、親族が住んでいた家や自分が生まれ育った家であることが多く、思い出や思い入れが大きいからこそ、どう動き出していいか分からないのです。


ただ、方向性が決まらないからといって放置できないのも空き家問題の難しいところ。建物の劣化が進んだり、放火や不法投棄の標的にされてしまったり…とさまざまな可能性が考えられます。


そんな空き家の処分や活用についてお悩みの方に、参考になるかもしれないガイドブックが登場しました。
東京都がこの春作成・提供を開始した「東京空き家ガイドブック」です。東京都が作成したものではありますが、全国どこでも使える知識と考え方ばかり。無料で閲覧できるので、空き家をお持ちの方はご一読をおすすめします。

空き家ガイドブックに書かれていること


この空き家ガイドブックは、2016年12月から2018年3月まで実施した「東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業」で収集した空き家の事例と、空き家の解決の手がかりとなる基礎的な知識をまとめた「空き家のギモン」から構成されています。空き家発生の背景を見てみると、相続が約4割、老人ホームなどの施設入居や病院への入院が約2割となっていて、相続が最も多くなっています。これは、私達が対応してきた事例と同じだなと感じます。


「空き家のギモン」には、空き家の相続や管理、利活用についてのよくある疑問がまとめられています。例えば、「空き家を相続したら、まず何を確認すればいいのか?」。専門家の回答によると、「所有者はだれか、持ち分はどうなるのかしっかり確認して、相続登記を済ませておきましょう」とのこと。2020年からは民法改正で登場した「配偶者居住権」も設定できるようになるので、家族間でもしっかり考え方を定めておきたいところですね。


「東京空き家ガイドブック」は、以下のURLから閲覧可能です。空き家の管理に不安がある方は、ぜひご一読をおすすめします。
http://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/pdf/akiya_guidebook_1.pdf

スムーズな利活用のために、空き家整理から


空き家ガイドブックには、さまざまな事例をもとに空き家問題を解決するためのヒントが掲載されています。もしかすると、「自分と同じことで悩んでいる!」という事例も見つかったかもしれません。


全国的にも空き家は増加傾向にあり、増え続ける空き家にどう対応していくかというのは、個人だけでなく行政も主体的に取り組んでいくべき社会問題になっています。自治体ごとに空き家バンク制度などを始めているところもありますが、今回の東京都のガイドブックも、こうした動きの一つかもしれませんね。


どのような形で空き家を利活用するにしても、必要なのは空き家の中に残されたものを整理する作業です。空き家整理が終わらなくては、その後の利活用に進むことはできません。そして、空き家の整理はかなりの体力と時間を消耗する作業です。普段は別の場所で暮らしている人にとって、空き家整理は大きな負担となっています。そこで、自分たちだけでやりきろうと思わずに、当社のような空き家整理業者を活用されることをおすすめします。


空き家整理にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

くらしサポートは年中無休

「思い出」や「想い」を整理する、くらしサポートは年中無休。相談やお見積は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。「お客様のご要望を叶えたい」その一心で誠心誠意ご対応させていただきます。神奈川県・東京都・静岡県での遺品整理や特殊清掃なら安心信頼のくらしサポートへ 。消臭除菌もご相談ください。