■空き家整理の始め方
いざ空き家整理を始めようと考えている方に向けて、具体的な空き家の片付け方法についてご紹介します。
空き家の片付け方
空き家整理の一番の難関は、「不要なものを処分する」ことです。燃えるゴミ、燃えないゴミの細々としたものだけではなく、家具・家電等大きな不用品が発生するのが空き家整理の大きな特徴です。
スムーズに空き家整理を進めるためには、まず大きな不用品を処分することから始めるのがおすすめです。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は家電リサイクル法にてリサイクルが義務化されていますので、処分する際は注意してください。
リサイクルショップに買取を依頼することで、処分費用を抑えることもできます。処分する品々が多い場合は、不用品回収業者に対応を依頼するのもいいですね。
また、空き家に残された品々の中には、仏壇や位牌、写真やアルバム、故人の思い出の品など処分が難しいものが含まれていることもあります。これらは、普通ゴミとして捨てるのは忍びないもの。どうしても手放す必要がある場合は、「供養」を行ってから対応しましょう。故人の思い出の品の場合、片付けるタイミングとしては四十九日法要が一つの目安になります。
当社では、遺品の供養のみも承っていますので、お気軽にご相談ください。
不要品の処分が完了したら、空き家全体の清掃に移ります。
空き家整理に必要なもの
状況によって変わりますが、空き家には電気が通っていないケースが多いです。そのため、自分で空き家の片付けを進めようと考えている場合は、掃除機や空気清浄機が使えない前提での掃除用具を準備して臨む必要があります。
空き家の片付けや清掃にあたっては、最低でも次の品々を準備しておくことをおすすめします。
・ゴミ袋、段ボール
・軍手・ゴム手袋
・バケツ
・雑巾
・掃除機
・ほうき・ちりとり
・粘着テープ
・室内用の靴
・マスク
・タオル
・ノコギリ・ハサミ(庭木の手入れ用)
中でも、意外と忘れがちなのは「マスク」です。放置期間が長い空き家ほど、掃除の際にダニやホコリ、ネズミのフンなどを吸い込んでしまう可能性が高まります。体調を崩さないためにも、しっかり自衛するグッズを用意してくださいね。
いい空き家整理業者を探すコツ
家屋全体の片付けを個人で行うのはかなりの労力を要します。時間も体力も必要ですし、遠方に住んでいて物理的に対応が難しいこともあるでしょう。
「大変だから…」と空き家整理を後回しにしているなら、プロに頼むというのも立派な解決策です。もちろん費用は発生してしまいますが、自分が割く時間や労力、交通費等を考えると、実はおトクな解決策といえるかもしれません。
ただ、信頼できる業者を見つけなければ、かえってトラブルに発展する可能性もあります。空き家整理業者を探す際には、以下の点に注意して比較してみましょう。1つの会社で決めるのではなく、複数見積もってから選択するとより良い業者に出会える可能性が高まりますよ。
■「激安」をウリにしていない
■作業実績・口コミ等が信頼できる
■電話やメール等の連絡先がしっかり記載されている
■見積書や領収書を発行してくれる
■料金システムがわかりやすく、勝手な追加料金等の心配がない
■空き家整理後のアドバイスもしてくれる
空き家はキレイに整理・清掃することで、再び住むこともできますし、賃貸・売却等資産として活用することもできます。空き家のまま放置せずに、整理に着手してはいかがでしょうか。
サブコンテンツ
■空き家対策特別措置法とは? | ■空き家整理の始め方 | ■実家の空き家問題を防ぐ「福祉整理」 |
■空き家放置で起こる問題 |