ゴミの処分、自分で行うのと業者に依頼するのはどう違う?
遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
当社は、神奈川県全域で遺品整理や不用品回収を行っています。遺品整理や生前整理、家の片付けや引越し準備などを行うと、たくさんの不用品が出てきますよね。それらを片付ける方法としては、大きく分けて「自分で自治体のゴミ回収方法に出す方法」と「不用品回収業者に依頼する方法」があります。
「どちらを選んでも同じでしょ?」あるいは「ゴミの処分費にお金をかけるのはもったいないから、自分でやるほうがいい」と思われる方もいるかも知れませんが、この2つには大きな違いがあり、メリット・デメリットを正しく把握して選択する必要があります。
今回は、自分でのゴミ出しと業者による不用品回収についてお話します。
自分でゴミを捨てるには
当たり前のことですが、自分でゴミを捨てるには自治体の指示に従って分別し、指定のゴミ袋に入れて回収日の朝に出すというのが一般的な方法です。処分費としては、ゴミ袋代(自治体によって値段が違います)がかかるだけ。ただ、回収日が限られていたり、分別が面倒だったりというデメリットがあります。
大量の不要品は、分別が大変!
大量の不要品が出た際にかなり苦労するのが、細かい分別です。特に、実家の整理を行う場合など、「普段住んでいない自治体」で作業が必要になるケースでは注意が必要です。このゴミはなんだろう?といちいち調べながらではなかなか整理が進みませんし、燃えないごみなどは収集日も少ないのでご見出しスケジュールに合わせるのも面倒くさかったりします。
もし適当に分別してしまうと、ゴミを回収してもらえずにご近所の方に迷惑をかけてしまう…ということにもなりかねません。自分でやるからこそ、責任を持って分別をしたいですね。
また、引っ越しなどで出る大量のゴミは、普通のゴミとして出せない自治体がほとんどです。大量になって他のごみ収集にも影響を及ぼしてしまうため、自分でクリーンセンター等へ持ち込む必要があります。
粗大ゴミは個別に申し込みが必要
不要品の中で処分が困るのが粗大ゴミ。タンスや座椅子など、普通のゴミでは捨てられない大きさのものです。粗大ごみは自治体によって定義が異なります。例えば、横浜市では「一番長い辺が、金属製品で30cm以上のもの、それ以外(プラスチック製品、木製品など)で50cm以上のもの」と定義されていて、葉山町では「①一辺の長さが50cm以上2m未満までの比較的大型のごみで、②町が安全に収集できるもの」と定義されています。
それぞれ、自分が捨てようと思っているものを自治体が回収しているかを調べ、自治体に回収を申し込み、手数料券を購入して、指定された回収日に自分で家の前まで運ぶ必要があります。いざ捨てようと思ってもやるべきことが多く、自分で運び出さなくてはいけないのでけっこう大変ですよね。
大量のゴミ・大型の不用品は業者に回収を依頼
不用品の量が多かったり、大型の不用品が発生する場合は、自分での処分に限界があります。分別の手間もかかりますし、自分でゴミ捨て場まで運ぶ必要があるからです。大量のゴミが発生する場合は通常のゴミ出しはできず、クリーンセンターに持ち込まなくてはいけないので、思うように処分を進めることができません。
ですので、遺品整理や引っ越し、空家整理等でたくさんの不用品が発生する場合は、自分で処分を行うより、不用品回収も行える業者に依頼するほうがスムーズです。不用品回収を依頼すると確かに費用はかかりますが、そもそも、粗大ごみを出す際には自自体の回収であっても手数料がかかります。自分で行う時間や体力のことを考えると、依頼するほうが割安と言えるかもしれません。
不用品回収業者は、ゴミの分別も処分も一気に請け負ってくれます。自治体では回収してくれない家電や大型の不用品、土などの処分が難しいものも相談に乗ってくれ、自分では運び出しなどの作業を行う必要はありません。不要品の処分について頭を悩ませなくていいので、思い切って片付けを進めることができるのではないでしょうか。
仕分けや整理にかかる労力もなるべく減らしたい!という場合は、当社のように遺品整理・空家整理を得意とする業者への依頼がおすすめです。特に、実家の片付けや引っ越し前の片付けなど、限られた時間の中で終わらせたい場合には、業者の手を借りると確実です。何より、自分でゴミを持たなくても良いので(不要なものか必要なものか判断するだけでOK)、想像以上に早く片付けが進むと好評です。
不用品処分についても、遺品整理や空家整理についても、相談や見積もりは無料で承っています。お気軽にご相談くださいね!