特殊清掃とリフォームの関係性


遺品整理・特殊清掃のくらしサポート でございます。
当社では、孤独死現場の特殊清掃を得意としていますが、この業務は「リフォーム」と非常に関連性が深い業務です。

今回は、特殊清掃とリフォームの関係性についてお話します。

特殊清掃とは?


当社が得意にしている「特殊清掃」とは、孤立死や自殺現場、ゴミ屋敷など、「通常の清掃では、臭いや汚れを落とすことができない現場をキレイにする」という業務です。

近年孤独死の数が増えており、当社のような特殊清掃業者のニーズが高まっています。一人暮しの方が自宅でなくなってしまうと、遺体の発見までに時間がかかります。時間の経過とともに遺体の腐敗は進み、体液による汚れや腐敗臭の清掃が非常に難しくなります。今のように、暑い時期ならなおさらです。

特殊清掃というと、遺体や不用品を処分し、消臭・消毒作業を行うだけと思われがちですが、その作業の中でリフォームが必要になるケースが多いです。

それはなぜでしょうか?

特殊清掃にリフォームが必要な理由


部屋の中を片付け、オゾン脱臭機を使うだけでは、特殊清掃現場の臭いはなかなか消えません。軽中度の状態であれば脱臭可能ですが、専門業者に依頼する時点で、臭気レベルがかなり高い現場です。そうなると、リフォームが必要になることが多いです。

汚染が床下まで広がっているから

遺体やゴミの腐敗が進むと、体液や腐敗液が床下や壁まで浸透しています。特に、特殊清掃の着手までに時間がかかっている現場(孤独死の発見までに時間がかかっている現場)は、目に見える部分だけの対応では足りません。

床下や壁の中まで染み込んでしまった臭いの元凶は、そのものを取り除かなくては完全な脱臭は不可能です。ひどい現場になると、コンクリートまで染み込んでいるケースも。この場合、床下を洗浄し、臭い止め等でコーティングし、床を張り替えるといった工程が必要です。

実際、現場を拝見して、「床まで染み込んでいるな」と判断し、その場でリフォームを提案させていただく事例も多いのです。

見た目をキレイにして満足してはダメ

見た目で分かる汚れをキレイにするだけなら、特殊清掃業者に依頼しなくても良いかもしれません。しかし、自分で清掃したり、特殊清掃の知識が薄い業者に依頼したりすると、臭いへの対処がずさんになってしまい、結果として「臭い戻り」に悩む可能性があります。そうなると、もう1度消臭作業をする必要があり、時間もお金もかかります。

消臭の知識を持った業者に依頼して、臭いを根源から断つ必要があるのです。

住宅のよりよい住環境のため

特殊清掃が必要な現場であっても、清掃を終えた後は、また誰かが住み続けることになると思います。その時、より住みやすい状態にするため、リフォームを提案することもあります。

例えば、床材の張替えや水まわり設備の刷新を行うと、次の入居者にも喜ばれます。高齢の家族が住む場合であれば、バリアフリー化を進めるなどして、介護生活に備えることもできます。

前向きな住宅活用のために、リフォームを上手に取り入れていただきたいです。

特殊清掃からリフォームまでワンストップ提供

当社の強みの1つが、特殊清掃から遺品整理・不用品処分、リフォームまで一貫してサービスを提供できることです。いちいち複数の業者に依頼する必要がないので、特に早急な対応が求められる特殊清掃現場において、ご依頼者の負担を減らすことができます。

お見積りやご提案だけでも構いませんので、お悩みの場合はお気軽にご相談ください。

くらしサポートは年中無休

「思い出」や「想い」を整理する、くらしサポートは年中無休。相談やお見積は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。「お客様のご要望を叶えたい」その一心で誠心誠意ご対応させていただきます。神奈川県・東京都・静岡県での遺品整理や特殊清掃なら安心信頼のくらしサポートへ 。消臭除菌もご相談ください。